
昨日は京都に行っていました。
一乗寺の恵文社で ふと棚のうえのほうをみると、そこに 以前
から探していた本がありました。
架空の国の切手を作り続けたアーティスト。
31のとき火事でなくなったドナルド・エヴァンズ。
死後8年たって その人あてに日本の詩人が書いた日記の本。
・・・知っていたことはこれくらい。
その本には かたちを持てずにいつも ぼんやり漂っていた私の想いが
言葉を与えられ 姿を現していました。
自分が その人のことを知るまえに死んでしまった人 には絶対に会えない、という現実は、果たして大きなマイナス なんでしょうか?
実際の彼と親しかった友人たちが語るエヴァンズより、平出隆さんが もう会うことのできない彼を 真剣に
追い求めてイメージしていくエヴァンズのほうに、何故だか本当があるように思えるのです。
人間にとって 現実とは?
ある人を知るということは どういうことなのでしょう