しあわせそうな二人。
屈託のない いたずらっ子みたいな笑顔ですね。
イーヴォ・ポゴレリチは1980年、あのショパンコンクールの騒動の年、22歳でアリス・ケジュラッゼと結婚しました。
1976年 彼はアリスと出会い、ピアノを教わるようになり 翌年にはプロポーズして断られています。
その時彼は19歳。 アリスは33歳で、彼女には学者の夫との家庭があり、8歳の息子がいたのです。
「僕たちの間にいかに大きな障害があろうとも、僕はあなたと結婚したい。」「僕は、それでもあなたと結婚する」
それから3年。 彼女は夫と別れ子供をつれて、ポゴレリチのもとに嫁いだのです。
アリスはポゴレリチにとって 彼を芸術の源に導くことのできる優れた教師であり
ミューズであり 母親であり つまりはすべてを持った女性でした。
悲しいことですが アリスは1996年2月に急逝しました。
1998年にだされた 「CHOPIN ・4SCHERZI」 は 彼女にささげられており、その見開きページには、まるで宝石をあつかうように彼女の肩にそっと手をふれる 誇らしげな若いポゴレリチとアリスの写真が載せられています。
う~ わたしはそんなポゴちゃんが大好きでし!